洋酒といえば輸入品か模造品だった大正初期の日本が舞台です。
当時の模造ウイスキーは、アルコールに加水と着色をして香料を入れただけのものでした。
そんな時代に、日本のウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝の生涯を、やる夫が演じる伝記作品です。
主人公の竹鶴やる夫は、大阪高等工業学校の醸造科を卒業するころ、
先輩の岩井喜一郎の紹介で摂津酒造に就職し、技師として洋酒造りに取り組みます。
やがて本物のウイスキーの作り方を学ぶため、会社から派遣され、アメリカ経由でスコットランドに渡り、
グラスゴーで学びはじめます。
史実に沿って進む歴史ものです。
本編のほかに、ウイスキーの造り方やスコッチの歴史を高良みゆきらが解説する番外編もあり、
読みながらウイスキーの知識が身につきます。