舞台は、花園界隈の路地裏にある小さなめしやです。
深夜0時から朝の7時までの営業で、マスターが一人で切り盛りしています。
メニューは豚汁定食と酒と焼酎だけですが、できるものなら何でも作ってくれるため、
常連客はこの店を「深夜食堂」と呼んでいます。
物語は、一品の料理を軸にした「〜の巻」の連作です。
冷たいルウをかける朝カレー、麻婆豆腐、やっこ、松茸などの料理が登場します。
若手刑事の新城さん、大食いのやろうか奈、落語家の魔梨威さんといった常連客や、
初めて訪れる客の恋や人生模様が描かれます。
AAで描かれる読み物形式の作品で、笑える話からしんみりする話まで幅広く楽しめます。
客同士のにぎやかなやりとりも魅力です。
『孤独のグルメ』を題材にした番外編も収められています。