舞台は大陸統一戦役から5年が過ぎた世界です。
貴族への不満を燃料に「太平道楽」を名乗る者たちが自由と平等を掲げて暴動を起こし、
各地の貴族や代官を襲っています。
戦乱の傷跡が色濃く残る、不安定な情勢が背景です。
会社員だったできる夫は、目覚めるとアニメ(原作はゲーム)『雲流れ、
時を越え3』の悪役令嬢エリザベートとして生まれ変わっていました。
ツェペシュ家の令嬢として育ち、病弱な兄ハッカドールに代わり初陣で賊討伐を経験します。
心の奥では、前世で想いを寄せていた「高森藍子」がこの世界にもいるのではと気にかけています。
王国の王子ルルーシュと共にリディアン村の賊を討伐し、狩人のミナを家臣に迎え、
捕らわれていた響たちを救い出します。
シリアスな戦乱を背景にしながらも、できる夫の内面描写を丁寧に描く物語で、
コメディ的なやり取りも随所に挟まれます。