気づけば見知らぬ森に放り出されていた、元ひきこもりの入速出やる夫が主人公です。
元の世界では働くこともできない社会の底辺だったと自覚しながら、人間など誰もおらず、
モンスターや獣がひしめく異世界でたった一人、震えながら夜を明かします。
火も起こせず、飲まず食わずの絶望的な日々から始まりますが、行き倒れの遺体からナイフや剣、本を拾い、
自分の状態がゲームのようなステータスで表示されることに気づきます。
命がけで角ウサギを倒してレベルを上げ、生活魔法や剣の扱いを一つずつ身につけていきます。
動物とモンスターの違いにも気づくなど、手探りで異世界の理を学んでいきます。
出口の見えない「迷いの森」からの脱出を目指し、何度も泣きながらも、
やる夫は歯を食いしばって前を向いて生きようとします。
チートも特別な力もない、地に足のついたサバイバル描写が魅力の一作です。