大陸最大の島ハイレゾ島は、大半をエルフの森が占め、人間やオーク、
リザードマンなど亜種族の難民が身を寄せる地です。
人間ながら管理者を務めるやらない夫は、秘書のエルフ・杏とともに、
島を取り囲む5つの敵対勢力による難民問題への対応に追われています。
そんな折、旧友のできる夫が島へ亡命してきます。
できる夫は10年前の戦争でクシャーラーンから「怨敵」と呼ばれる人物で、
妻がオークとの間にもうけた娘セイアや息子シングたちを連れています。
やらない夫は一家を迎え入れ、島の代表者たちへの紹介を進めますが、
まもなく島はクシャーラーンの軍旗を掲げた船団の来襲を受け、開戦を迫られます。
物語は安価とダイスで進行し、代表者会議での難民問題や勢力間の利害対立をめぐるやり取りをコメディタッチに描きます。
杏がこの世界の歴史や亜種族事情をできる夫に語って聞かせる回もあり、
戦争を背景にしながらも軽妙な掛け合いが持ち味の作品です。