南太平洋に浮かぶリゾートの孤島が舞台です。語学研修で訪れた日本の高校生の一人、国際科二年の入速出やる夫は、穏やかに見えて、争いにこそ価値を見出す性分を自覚している少年です。
研修中、島は突如、三十人が三チームに分かれて十日間を生き残り、勝ち残った側に賞金十億円が渡るデスゲームの舞台となります。引率教師は目の前で命を落とし、研修生九人の中にも別チームの一人が紛れていると知らされます。動揺のなか司波達也がリーダーに選ばれますが、早くも一人が集団を離れていきます。
自らの意思で命を賭ける覚悟を固めたやる夫は、静かにゲーム初日を迎えます。