二〇三〇年前後の日本が舞台です。
かつて人間に「力」が発現するようになって以来、誰もが早ければ数歳、
遅くとも三十代までに何らかのスキルに目覚める世界になっています。
強い力を持つ者は世界を護るヒーローになったり、逆にヴィランになったりします。
高校卒業を控えた入速出やる夫は、自分の能力を戦闘に活かせる気がせず地味な仕事を考えていました。
彼の能力「遊戯室」は、対象を絶対に壊れない空間へ送り込み、
最高難易度のゲームを七つクリアしない限り出られなくする規格外の力でした。
同級生たちに背中を押されてヒーロー協会の検査を受けたやる夫は、即座にプロヒーロー内定を勝ち取ります。
ヒーロー名「マイライフマイラブ」となったやる夫は、
ヴィランをゲームクリアという理不尽な条件で次々と確保し、
ヴィランたちから「シリアスと尊厳破壊する畜生」と呼ばれるようになります。
早乙女乱馬は相棒として彼を支え、パロディ要素の多いコメディとして描かれます。