核戦争から25年が過ぎたアパラチアを舞台に、どの組織にも属さず旅する流浪人・やらない夫が主人公です。
唯一の連れは、頑丈な肉体を持つ元奴隷の月読調。
かつて商人から買われた身の上を持つ彼女とともに、二人は当てのない旅を続けています。
やらない夫の目的は、今もどこかで稼働しているかもしれないVault(核シェルター)を探し出すことです。
手がかりを求めて積灰の山の集落を訪れ、キャップと呼ばれる通貨で水や食料を手に入れながら、
レスポンダーを名乗る女性シェヴィと知り合います。
元人間の化け物との戦いを経て物資を得ながら、少しずつ集落の信頼を築いていきます。
安価とダイスで展開が決まる参加型の作品で、荒廃した世界でのサバイバルと、
二人のどこか気の抜けたやり取りが軽妙に描かれていきます。
物騒な世界観の中にも、ユーモラスな掛け合いが随所に散りばめられているのが魅力です。