舞台は、人里離れたド田舎の集落です。
畑を耕しながら漫画家を目指す21歳の入速出やる夫は、両親と大喧嘩の末この地で働くことを選び、
引っ越しを手伝ってくれた友人の弦巻とともに、世話になっている滝本さんの家へ挨拶に向かいます。
応答のない家からうめき声が聞こえた二人は、
滝本さんが人ならざる姿に変わり果てているのを目撃してしまいます。
電話もラジオも通じないなか、正体がゾンビだと悟った二人は、武器と食料をかき集め、
より安全な民家へ拠点を移しながら手探りの生存生活を始めます。
動物にも感染が広がっていることから、湧き水が原因ではないかと二人は推測します。
やがて名前で呼び合うようになった二人の、緊迫感とどこかのんびりした空気が同居する、
静かなサバイバルの日々が続いていきます。