主人公のやらない夫は、調理師免許を持つ青年です。父を亡くしたのを機に、静岡にある祖父の洋食屋の跡地を譲り受けることになり、幼い頃にいとこ五人で交わした「大人になったらカレー屋を開こう」という約束を胸に、再建を目指します。
まずはキャンプ中のいとこ・やる夫と合流して味方につけ、次いでアメリカに留学中のいとこ・やんねぇ香を訪ねます。滞在先で自作のカレーを振る舞ううちに、やらない夫は就職の内定を勢いで辞退してしまい、行方の知れないいとこ・できる夫を追ってインドへと旅立つことになります。
祖父の遺したカレーの謎とそれぞれの事情を辿るうちに、五人がこの約束にどう向き合っていくのかが少しずつ見えてきます。