舞台は現代日本、ただし一部にダンジョンが存在する世界です。
高校生になるとダンジョンへの入場が認められ、死んでも自己責任という書類にサインしてから挑む、
実力主義のシビアな社会が広がっています。
持ち帰った素材やアイテムは国に売ることができ、高校卒業後は専門冒険者という職業も目指せます。
主人公の入速出やる夫は、友人のいない「ぼっち」の高校生です。
父親は女を作って家を出て、母親もほとんど家に帰らない家庭に育ち、
生活費のために一人でダンジョンに潜り始めます。
低階層のカエル型モンスターを狩ってレベルを上げ、痛覚耐性などの技能を身につけていきます。
隣人トラブルをきっかけに元両親とは正式に絶縁し、冒険者協会の支援を受けて暮らしています。
独白調で淡々と綴られる作品で、危険と隣り合わせの探索を黙々と続けるやる夫の姿に、
受付の人など周囲の人々が少しずつ目を向け始めます。
地の文の合間には掲示板風のレスも挟まり、シビアな設定の中にコメディ的なやり取りも随所に見られます。