生まれた瞬間の等級によって人生が決まる世界です。
異形の姿を持つ最底辺の「四等級下民」は名前も与えられず、家畜同然に扱われ、
10歳を過ぎれば配給を絶たれて奴隷になるか死ぬしかありません。
前世の記憶を持つだけの平凡な四等級下民であるやる夫は、配給が途切れかけたころ、
同じ境遇の仲間に誘われて怪物「ヴァザー」を狩る戦闘員パーティに加わります。
仲間から武器や資金の融通も受けながらPPを稼いでレベルを上げ、
人間らしい姿と上位等級を得られる「ランクアップ」を目指して狩りを続けていきます。
チートも特別な力もなく、絶望的な状況を仲間との協力と地道な努力だけで生き抜こうとする姿を描く、
シリアスな異世界サバイバルです。
等級社会の理不尽さと、それでも前を向く下民たちの姿が丁寧に綴られます。