20年前まで戦火が続いていた剣と魔法の世界が舞台です。
戦争は多くの孤児を生み、子供たちは自分の力で生き延びるしかありませんでした。
今は表向き平和を取り戻しつつありますが、魔王軍の国には人を喰う魔物も暮らしているといわれています。
両親を知らずに育ったやる夫は、苺飴を売り歩く行商人です。
ある日、飴を気に入った魔王軍の兵士やらない夫と翠星石に出会いますが、その後、
街の騎士に因縁をつけられて商売を続けられなくなってしまいます。
行き場を失ったやる夫は、他国へ渡る路銀もないことから魔王軍の国へ同行する決意を固め、
隊長水銀燈のもと4番隊で料理を任されるようになります。
やる夫は料理の腕を磨きながら、やらない夫から剣と魔法の手ほどきも受けていきます。
厨二病気味の語り口とテンポの良いやり取りを交え、
個性豊かな仲間たちに囲まれて成長していく青年の姿が軽妙に描かれる物語です。