できない夫は、複数の異世界を行き来しながら小物や雑貨を扱う個人事業主の輸入商です。荒廃した世界やファンタジーの城下町など仕事の行き先はさまざまで、彼はその土地ならではの食事を一人静かに味わうことを楽しみにしています。
物語は、同業者であるやる夫からの依頼をきっかけに動き出します。できない夫は次々と異なる異世界へ足を運び、ポータル港での取引を終えるたびに空腹を覚え、屋台や食堂、時には現代日本の喫茶店までも訪ね歩いて名物料理を探します。道中では、やらない夫やできる夫といった同業の仲間たちとも顔を合わせます。
訪れる世界ごとに驚きと発見に満ちた食事の時間が待っており、彼の孤独なグルメ探訪は続いていきます。