この異世界では魔法は魔導書ではなく、スクロールを購入して習得する独自の仕組みが定着しています。
ドラゴンは伝説的な存在とされ、モンスター1万体より恐ろしいと語られるほどです。
隣国では勇者召喚が失敗し、その巻き添えでやる夫たちが呼び出されてしまった経緯もほのめかされます。
見慣れぬ場所にいたやる夫は、田中春から状況を説明されます。
二人は元の世界の「本体」の身代わりとして、
記憶だけを引き継いだ別存在としてこの世界に送り込まれており、元の世界には戻れません。
元の仲間の精霊は呼び出せなくなったものの、道中で襲ってきた山賊をあっさり撃退し、
閉店していた道具屋を安く買い取ってポーションを売る店を始めます。
物語は安価やダイスを使わず、ネタやパロディを盛り込んだギャグ色の強いコメディ調で進みます。
やる夫はしばしば神代級と呼ばれる規格外なアイテムを作ってしまい、
そのたびに田中春が慌てて封印するのも見どころです。
争いを避け平穏な暮らしを望む二人の、のんびりとした日常が描かれます。