舞台は宗教改革と農民戦争を下敷きにした架空の神聖ロマーニャ帝国です。
1524年、南ゲルマニアで農民が蜂起し、鎮圧を目指す普遍派諸侯、静観から参戦に転じた福音派諸侯、
農民軍など諸勢力がせめぎ合う情勢の中、皇帝水銀燈やハルヒなど、
史実の重々しさに似合わない名を持つ人物たちが大真面目に立ち回ります。
職人の家に生まれたやる夫は、強い上昇志向から傭兵に転身し、自ら傭兵団を旗揚げします。
経理の遠坂凛、前衛隊長の渋谷凛、参謀の黒王を迎えて依頼を受け始めますが、
野草摘みの一幕で渋谷凛が実は男装の麗人だったと発覚し、団の面々が揃って驚くという場面もあります。
安価とダイスで依頼の受注や建設・防衛の行方まで読者参加によって決まっていく、傭兵団経営スレです。
名声を求めて戦うシリアスな戦争描写と、掛け合いのゆるいコメディが同居する、
緩急のノリが魅力の作品です。