舞台は幻想郷の太陽の畑です。
ブラック企業勤めで疲れ果てていた三十二歳独身の入速出やる夫は、気づけば見知らぬこの世界に迷い込み、
行き倒れていたところを大妖怪・風見幽香に助けられます。
幽香は幻想郷で「最凶」「USC」と恐れられる存在ですが、実際は花を愛し、
敵対しない限りは優しい妖怪です。
そのまま屋敷に居候することになったやる夫は、瓦礫の撤去といった力仕事のバイトで生計を立てながら、
少しずつ幻想郷での暮らしに慣れていきます。
心無い噂を払拭しようと、やる夫と幽香は「ゆうかりん」という親しみやすいイメージを広める計画を始めます。
博麗霊夢や霧雨魔理沙、伊吹萃香なども加わる宴会や植物園構想を通じて、
幽香と幻想郷の住人たちとの関係が少しずつ変わっていく、コメディタッチの物語です。