聖杯を巡り参加者同士が殺し合う「聖杯戦争」が繰り返し開催される世界が舞台です。
前回の聖杯戦争は参加者同士が馴れ合い、一度も戦いが起こらずに終わってしまいました。
そこで主催の小悪魔は今回、参加者を三十人に増やし、参加者本人はもちろん、職業や願い、
サーヴァントまでランダムに決める方式を採用します。
生き残った名誉を望む傭兵の沼川拓也、両親を殺した犯人への復讐を誓う探偵の羽鳥智世、
誰も食べたことのないステーキを味わいたいジム経営者の紗倉ひびき、
死徒でありながら本物の不老不死を望む高校生の竜ヶ峰帝人など、
素性も願いも様々なマスターとサーヴァントの組み合わせが次々に決まっていきます。
舞台となる四神市は結界に包まれ、聖杯戦争が幕を開けようとしています。
安価スレとは異なる形式で、小悪魔の実況を挟みつつ選択肢に沿って進む、読者参加型の群像劇です。
マスターとサーヴァントの息が合わない組み合わせも多く、コミカルな掛け合いを中心にしながら、
各人の事情や思惑を丁寧に描いていく作風です。