超人的な力を持つヒーローたちが実在するアメリカ。
市民を巻き込む惨事をきっかけに、ヒーローの正体登録をめぐり、
かつての友人同士が敵味方に分かれて戦う内戦が起こります。
争いは最初の英雄キャプテンアメリカの投降で終わり、彼は裁判所へ向かう途中、
刺客の凶弾に倒れて死んだと伝えられます。
実は生きていたスティーブは、日本のT川市に渡り、正体を隠してアパート「一刻館」の一室を借り、
新しい生活を始めます。
同じ建物にはやる夫たちが暮らしており、トニーもたびたび様子を見に訪れます。
慣れない平和な日常に戸惑いながらも、遊園地に出かけるなど少しずつ穏やかな暮らしに馴染んでいきます。
やる夫たちとの掛け合いを軸にした日常コメディ短編で、
トニーをはじめ他のヒーローたちも折々登場するクロスオーバー色の強い作品です。
戦争の記憶がふとにじむしみじみとした場面も挟みつつ、基本はほのぼのとした笑いで綴られます。