神に愛された大陸「エルド」のある山里では、十年に一度、
血族の中から生贄を選んで神に捧げる因習が続いていました。
捧げられるのは血族の中でも立場の低い者で、主人公のやらない夫もその生贄に選ばれた青年です。
儀式の日、彼の前に山の神「円環様」が現れます。
因習は血族が保身のために作った偽りで、本来は善行の対価に幸を与える存在なのだといいます。
禁忌の果実「御心の実」のおかげで思いがけず生き延びたやらない夫は里を逃げ出し、
妖精の少女・灰流うららと出会って仲間になり、自由都市フリームで冒険者ギルドに加わります。
進行は安価とダイス判定を用いる形式で、
身体・魔力・知能・俊敏などのステータスや職業も読者の投票で決まります。
命を救ってくれた母の願いに報いるためにも、やらない夫は善行を重ねながら生きる道を選んでいきます。