原因不明の力によって、平安時代の日本から未開の地だった北海道へ大量の死者たちが転生していた並行世界が舞台です。
転生者の子孫が繰り広げる500年後の戦国時代を描いており、
実際の歴史をなぞらないなんちゃって戦国絵巻である点、
架空の武将が実在するかのように語られる点にご注意ください。
主人公のやる夫は、肝尾の町で旅籠丹生速を営む主人であり板前。
素性を問わず、困った人を受け入れる気質の持ち主です。
ある夜、毒に倒れた女剣士が旅籠に担ぎ込まれます。
彼女は自らを「セイバー」と名乗りました。
やる夫は詮索せずに彼女を迎え入れ、療養の日々が続きます。
折しも近隣では宿敵同士の織斑家と鰤多爾阿家が争いを起こし、旅籠に預けられた正体不明の箱を巡って、
両家が肝尾の町を焼き払おうと動き出します。
本作は安価形式で進行するやる夫スレで、穏やかだった旅籠の日常が戦乱の気配とともに揺れ動き始めます。