鬼の首魁・鬼舞辻無惨が主人公です。病弱な人間だった頃、未来から来た奇妙な二人組の友人と出会い、暴力的なまでに美味しい菓子の味を知ります。やがて藪医者の怪しい薬で鬼へと姿を変えた無惨でしたが、この出会いが彼の生き方を大きく変えていきます。
鬼となった無惨は、あの味を求めて下僕の鬼を増やし始めます。余命わずかな医者・珠代を鬼にして迎え、継国家の兄弟や海を渡ってきた吸血鬼エヴァンジェリンとも縁を結び、菓子を軸にした商売を興して仲間を増やしていきます。
一方で鬼殺隊を統べる産屋敷家は、一族に呪いをもたらした元凶として無惨の討伐を悲願に掲げており、無惨の穏やかな暮らしの裏には静かな脅威が忍び寄っています。